ブログ更新しました。「人魚お弁の語り」 令和6年 春になった如月 宗吉さんの歌声はすてき。あたしはいつまでも聞いていたかった・・・ 嵐を潜り抜けて、あたしの願いは叶った。今は極楽。だって、宗吉さんも人魚になったのだから。
ブログ更新しました。「泣き虫めそ子の語り」 令和6年 元日 雪はさほどでないが、地面が震えた 令和になって何年か経った。大手大橋に向かう通りに面して、三体の地蔵様が建った。地蔵様は、川向こうの空を見上げて、なかよくにっこりと微笑んでいた。それはその昔、おじじとおばばと虹子が、空にかかった虹を見て、にっこりしていた姿に、よう似ていた。
ブログ更新しました。「The Story of a Child with an Incredibly Long Name」 May 2021 In between special alerts 「The Story of a Child with an Incredibly Long Name」 I woke up and found myself in my mom’s arms.I stood up.My mom said, “You’ve gotten taller again. You grow taller every time you sleep.”
ブログ更新しました。「プブー太ねこ皮の語り」 令和5年 霜月 なんと夏日 「屁っこき息子プブー太の語り」の続編。へっこき歌うたいになるという大志を胸に、母の屁の風に乗って隣村に降り立ったプブー太。その前に立ちふさがる運命は?ネコ巫女ミーコの孫ネコが、プブー太に差し出したものは?果たしてプブー太は、夢に近づいていけるのか?
ブログ更新しました。「The Story of Ohana, the Bandit’s Wife」 March 2021 On a day of snow melting 「The Story of Ohana, the Bandit’s Wife」 Whenever I looked at Kame’s eyes, I felt as if Chozaburo’s wickedness that had seeped into me was gradually fading. I returned to what I was 10 years ago. I was able to find Chozaburo in Kame’s eyes. Kame and I got married.
ブログ更新しました。「ちょうちょこ金と貝殻一山の語り」 令和5年 猛暑の孟秋 運を授けるのは、山の神さんだけに許されたことだったのか。実はネコの一族が密かに行っていたことだったのか・・しかも、この授けられたという運が、どのくらい実際の効力を持つものなのか・・さまざまな人生を眺めながら、考えていきたい。
ブログ更新しました。「天人ばば見てよの夢語り」 令和5年 続く残暑の中で 今年の夏は特別暑くて、秋の訪れが待ち遠しかったでしょうか?天人ばばにとっては、 秋は大事な季節。岩屋が雪に閉ざされてしまう前に、しっかり、ため込まねばならぬのです。 暑いの寒いの言っているあなたも、必死に生き延びようとするばばの姿に、思わず、涙するでしょう・・