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ブログ更新しました。「The Story of the Little Old Bird That Was Swallowed」

September 2021
On a clear, sunny autumn day

「 The Story of the Little Old Bird That Was Swallowed 」

From that day on, I ate pounded millet cakes with them every day, drank rice liquor sometimes, sang songs, and enjoyed living happily ever after.
I’m here in the old man’s belly. It is a paradise, I tell you, a paradise. I feel so good.

 

2024年12月18日

ブログ更新しました。「The Story of Tsukiko Anesa」

May 2021
When COVID-19 vaccinations started

「 The Story of Tsukiko Anesa 」

Annyasa’s father and my mother smiled back at us from the shiny round object. Since that time, Annyasa hasn’t kept the shiny round object in the storage box.

 

2024年05月02日

ブログ更新しました。「The Story of Kagami Sugi (A Mirror-Like Japanese Cedar Tree)」

May 2021
When COVID-19 vaccinations started

The Story of Kagami Sugi (A Mirror-Like Japanese Cedar Tree)

wHowever, in recent years, a mysterious respiratory infection has been spreading even in this peaceful village and some villagers are suffering. It is said that the pollen has been going in and out of the villagers’ nostrils, discussing how to save the villagers.

 

2024年04月28日

ブログ更新しました。「泣き虫めそ子の語り」

令和6年 元日 雪はさほどでないが、地面が震えた

令和になって何年か経った。大手大橋に向かう通りに面して、三体の地蔵様が建った。地蔵様は、川向こうの空を見上げて、なかよくにっこりと微笑んでいた。それはその昔、おじじとおばばと虹子が、空にかかった虹を見て、にっこりしていた姿に、よう似ていた。

 

2024年03月05日

ブログ更新しました。「プブー太ねこ皮の語り」

令和5年 霜月 なんと夏日

「屁っこき息子プブー太の語り」の続編。へっこき歌うたいになるという大志を胸に、母の屁の風に乗って隣村に降り立ったプブー太。その前に立ちふさがる運命は?ネコ巫女ミーコの孫ネコが、プブー太に差し出したものは?果たしてプブー太は、夢に近づいていけるのか?

 

2024年01月08日

ブログ更新しました。「天人ばば見てよの夢語り」

令和5年 続く残暑の中で

今年の夏は特別暑くて、秋の訪れが待ち遠しかったでしょうか?天人ばばにとっては、
秋は大事な季節。岩屋が雪に閉ざされてしまう前に、しっかり、ため込まねばならぬのです。
暑いの寒いの言っているあなたも、必死に生き延びようとするばばの姿に、思わず、涙するでしょう・・

 

2023年10月12日

ブログ更新しました。「屁っこき息子プブー太の語り」

令和5年 穂実る月 大雨のあと 

ウーとかフーとかしか言わない息子ッてお宅にいませんか?それで間に合っているのだったら、それ以上いう必要はない?屁っこき嫁さの息子プブー太は、プーとブーの屁言葉だけで生きてきたのだったが、屁っこき修行にやってきたうし子と出会って、プーとブーだけでは世間を渡っていけないらしいと感じ始めたのだった・・

 

2023年08月28日

ブログ更新しました。「ぬっぺらんネズミ経の語り」

令和5年 水無月 
しっぺい太郎は去ったが、ストロベリームーン(6月4日の満月)は見ていた

しっぺい太郎との恋が実らなかったどころか、食いちぎられたぬっぺらん。命からがら逃げ出してたどり着いたばばさの家で、毎日、ばばさのネズミ経で、心うきうき、ネズミ経ダンス。ばばさも元気になったし、ぬっぺらんも顔がもどってネズミ美人に。めでたし、めでたし、ネズミ経。

 

2023年07月30日

ブログ更新しました。「The Story of Anesa Who Became a Huge Snake」

January 2021,
In the midst of a cold front

The Story of Anesa Who Became a Huge Snake

It is said that since that time, the huge snake at the bottom of the pond continued to pray for the healthy growth of the children of the village. Anesa’s baby is also said to have grown up healthily and eventually became a monk serving at the village’s temple.

 

2023年07月25日

ブログ更新しました。「The Story of a Celestial Mother Who Became a Hag」

In February 2021,
when earthquakes come upon us as if they are our recollections

The Story of a Celestial Mother Who Became a Hag

But, if this hag was a former celestial being, she wouldn’t die just because boiling water was poured on her. If she really had perished, this interview would not have been possible. When did the hag wake up again? You’ll have to wait for the next story!

 

2023年03月31日

ブログ更新しました。「The Story of a Celestial Mother, Kakka」

January 2021
In the Deep Drifts of Snow

The Story of a Celestial Mother, Kakka

We heard that Kakasa and Kotaro lived happily together, farming the fields that the old man left them.
Nobody knows if Kakasa, the celestial mother, has continued to live on for thousands of years after Kotaro’s passing. Not enough time has passed.

 

2022年12月15日

ブログ更新しました。「The Story of Miiko, the Cat Shrine Maiden」

December 2020
On a night with the moon shining brightly

The Story of Miiko, the Cat Shrine Maiden

Since then, the years, each with its own zodiac symbol, have continued to roll around and people have continued to live through each year with its own various charms, wonders, and differences. The passage of time has become more deeply ingrained into the history of humankind.

 

2022年10月03日

ブログ更新しました。「The Story of Dondoko, Kannari Taro」

November 2020
Into the season of the deepening of the crimson maple leaves

The Story of Dondoko, Kannari Taro

I continued my training at the temple. Then, my head gradually became larger and the horn at the top of my head was hidden from view. I also worked in the rice paddies of the village, where I was able to harvest good-quality rice.

 

2022年07月05日

ブログ更新しました。「The Story of the Blue Honeybee, Buzz-Buzz」

April 2021 On a Day with a Spring Breeze

The Story of the Blue Honeybee, Buzz-Buzz

I’m the fortune-telling blue honeybee, Buzz-Buzz. Saburo will become happy because he happened to find me. Saburo, please dig up the pot of gold coins and deliver it to the village. Please bring happiness to all the villagers.

 

2022年02月14日

ブログ更新しました。「The Story of Mujina* Nupperan」

November 2020  Under a Cloudy Sky

The Story of Mujina* Nupperan,

Who Wished for an Attractive Face

~ The Tragic Love Story of Mujina Nupperan ~

Do people generally admire only good-looking women?
What can I do with my plain face? Can I just get rid of it?

 

2022年01月03日

ブログ更新しました。「The Story of the Old Princess Otohime Born in the Palace of the Dragon King under the Sea」

April 2021
(On the day when cherry blossom petals started swirling down in the spring breeze)

The Story of the Old Princess Otohime Born in the Palace of the Dragon King under the Sea

When I get old, I want to have a relaxing lifestyle. It would be nice to have an easy life, living off my pension benefits, which I have been looking forward to.

 

2021年09月05日

ブログ更新しました。「長い長い名前の子の語り」

令和3年皐月 特別警報の合間に
「長い長い名前の子の語り」パスティーシュ第15弾

あなたは、長い髪、すてきだと思う?
きれいな長い髪、あこがれだわ。風に揺れる長い髪。
でも、仕事中は髪が長いとじゃまかも。とにかく、きれいでなくっちゃ。
ただ、長ければいいというわけでもないわよね、女の髪は。
・・・そして人生もそうかも・・ね。

 

2021年05月17日

ブログ更新しました。「青いみつばちブンブンの語り」

令和3年卯月 そよ風の日
「青いみつばちブンブンの語り」パスティーシュ第14弾

あなたは昨日の夜、どんな夢をみたの?わたしは花園でチョウチョになっていたわ。でも6時になって目覚ましがなると、チョウチョではなくなっていた。もっとチョウチョでいたかった。花から花へと、遊んでいたかった・・・
そしてあなたの夢の花園へも遊びにいきたかった・・・

 

2021年05月10日

ブログ更新しました。「竜宮生まれ乙姫ばばさの語り」

令和3年卯月 花吹雪が舞い始めた日
「竜宮生まれ乙姫ばばさの語り」パスティーシュ第13弾

年をとったら、憧れの年金暮らし。らあくらくと暮らしていけたらいいよね。浦島太郎みたいに、村に帰ったら、一気に年取ってしまって、だれも自分を知らないとなると、助けてくれる人もいないわけだけど・・・。まあ、そこにいくと、わたしたちは、とってもゆっくり年とっていくから、なんとかなるかしら。

 

2021年04月20日

ブログ更新しました。「みなしご山猿きっきの語り」

令和3年弥生 春風の日
「みなしご山猿きっきの語り」パスティーシュ第12弾

誰も助けてくれないとき、あなたならどうする? もっと助けてくれそうな人を探す?そうね。それもひとつね。でも探しても見つからなかったら?
うーん。とりあえず、寝て待つわ。じたばたして疲れるよりましでしょ。

 

2021年04月06日

ブログ更新しました。「山賊女房お花の語り」

令和3年弥生 雪解けの日
「山賊女房お花の語り」パスティーシュ第11弾

そりゃね、出会った頃にはね、あの人も澄んだ瞳でわたしを見た。そういう時もあったわ。いつからかしら。あの人の目がわたしに向けられなくなったのは?
それである時、わたしはのぞいてみたの、あの人の目を。そしたら、なんか、どろんとしていただけ・・・。あの人の目玉を10年前のに取り換えたいわ。

 

2021年03月30日

ブログ更新しました。「天下りかっかー鬼婆になっての語り」

令和3年如月 地震も思い出のようにやってくる
「天下りかっかー鬼婆になっての語り」パスティーシュ第10弾

鬼婆は死ぬことがないらしい。長生きして、いつまでも生き続ける。若さが失われて、醜くなって、恥じらいもなく、食べることだけはあさましくなって。
ぼんやりしていたら、わたしもそんな鬼婆になるのかしら。そんなのいやだわ。でも、もう、半分、鬼婆になっているのかも・・・

 

2021年03月16日

ブログ更新しました。「大蛇になったあねさの語り」

令和3年睦月 寒波のなかで
「大蛇になったあねさの語り」パスティーシュ第9弾

あなたは、おはぎ好き?わたしは大好き。三つも四つも食べられるわ。そんなに食べて大丈夫?って、あなたは思うのね。大丈夫。食べたいだけ食べましょう。食べたいときに食べたいだけ食べるのが、しあわせ。遠慮したり、気取ったりは、なしよ。

 

2021年02月22日

ブログ更新しました。「冥土めぐり法印の語り」

令和3年如月 寒波の合間
「冥土めぐり法印の語り」パスティーシュ第8弾

嘘をついたら、針千本飲ますとか、舌を抜かれるとか、子どもの頃には、よく聞かされたわ。でも、わたしには、嘘をつかないで生きていくことは、難しかった・・・
わたしは、地獄に落ちるの?閻魔さまの裁きって本当にあるの・・・・

 

2021年02月02日

ブログ更新しました。「天人かかさ かっかーの語り」

令和3年睦月 大雪のなかで
「天人かかさ かっかーの語り」パスティーシュ第7弾

穏やかで平和な毎日が続くこと。それを願うのは、あなたが、心穏やかでなく、争いやわざわいの多い日々をかかえているということかしら。
穏やかな日が急に奪われるのは困るわ。ただ、そのために、わたしは小太郎を授かったのだった・・・母であるわたしには母になる物語がありました・・・

 

2021年01月17日

ブログ更新しました。「ネコ巫女ミーコの語り」

令和2年師走 冴えわたる月の夜に
「ネコ巫女ミーコの語り」パスティーシュ第6弾

ネコは、神秘的な目をしている。きらきらと輝く その目で何を見ているの。何を考えているのかしら。黙ってあなたの膝にのってくるかと思うと、プイと勝手に外に出かけてしまったり、気まぐれなネコ。こたつで眠ってばかりいることも・・・。
眠っている間は、ネコも夢を見ているの?それは、どんな夢なの?

 

2020年12月15日

ブログ更新しました。顔がほしい「ムジナぬっぺらんの語り」

令和2年霜月 曇り空の下で
顔がほしい「ムジナぬっぺらんの語り」

器量よしででないと、かわいがられないの?器量よしでないと相手にされないの?嫌われるだけ?不細工な顔はどうしたらいいの。捨てればいいの?生まれたときから、わたしの顔は不細工。そしてだんだん、もっと崩れた。こんな顔、とりかえたい。わたしもほしい、きれいな顔が。そして、わたしのきれいな顔を喜ぶ人が。

 

2020年11月10日

ブログ更新しました。鼻が長くなった「天狗どんわんの語り」

令和2年神無月 神が留守でものどかな日
鼻が長くなった「天狗どんわんの語り」

世間はわずらわしい。ひとり自分の巣の中で、眺めていたい、人々の祭りを。踊りを。人生のゲームを。そんな日々を、神ならぬ天狗も、もしかして、あなたも望んでいるかしら。それは魅力的なあなただけの巣ごもり楽園。でも、そこには危険な罠が・・。

 

2020年10月27日

ブログ更新しました「夕日ぎんぎゃあの語り」

令和2年神無月 おひさまが隠れた
朝日になりたい弟 「夕日ぎんぎゃあの語り」

子どもをいじめて、虐待して、一人取り残された・・・夜も昼もなく、灰色の時間が流れるだけ・・この心は何も感じない・・・朝日も見えない、夕日も見えない。
眠ろうにも、眠れない・・いくら飲んだくれても、忘れさせてくれない・・重いからだをかかえて、これから、どうする?どうなるの?朝は来るの?いるのかも・・。

 

2020年10月12日

ブログ更新しました「トラにゃーごの語り」

令和2年長月  秋の気配
「トラにゃーごの語り」

あなたのそばで、ひっそりと眠っている猫。眠ってばかりいるといって、見くびってはいけないかも。猫たちはさりげなくあなたを見ていて、気づかれないほどかすかに、あなたにインスピレーションを与え、あなたを動かしているのかも。トラが西山日光寺を救ったように、あなたの運命を少しだけ手助けしているのかも・・。

 

2020年09月22日

ブログ更新しました「鬼婆というワイルドな生き方」

令和2年葉月 まだまだ真夏日
「鬼婆というワイルドな生き方」

うぉーい、うぉーい。鯖売りが鯖、牛にしょわせて来たぞう。塩鯖いっぺこと食われるぞ。牛も丸ごと食ってやろう。歯ごたえがありそうでたまらんわい。鯖売りも震えておって味がよさそうだのう。久しぶりのごっつおだ。逃がさんぞ。うぉーい、うぉーい。

 

2020年08月25日

ブログ更新しました「山賊の涙」

令和2年葉月 照りつける真夏の日差しの中で
「山賊の涙」

涙を流すと、山賊の顔は恐ろしい顔ではなくなっていた。子どものころのやさしい顔になっていた。なつかしい兄やんの顔だ。兄はしかし、山賊だった自分を恥じた。後悔・・・
兄も生きることに必死だったのだと思う。弟はやさしい兄の顔に再会できてよかった。兄の思いを古里に連れ帰すことができてよかった・・

 

2020年08月11日

ブログ更新しました「たんこぶオチと井戸落ち」

令和2年文月 降り続く雨の日
「たんこぶオチと井戸落ち」

長生きしてほしいという願いを込めて長い長い名前をつけたのに・・。
親の願いがあだになって、その子の命を救うことができなかった。
願いが大きすぎると、実際の動きの邪魔になる?
願いはひそやかに、動きは速やかに。
私たちの社会も速やかな動きで、安らかな生活が整えられるといいのだが・・

 

2020年07月28日

ブログ更新しました「おはぎが食べたい」

令和2年文月 地球は変わりつつあると感じながら
「おはぎが食べたい」

あねさがおはぎを食べたかったのは、赤子の乳を出すため。ただの食いしん坊でも、欲張りでも、けちでもないよ。あねさは赤子のために一生懸命だったんだね。池に落ちてもただ死なずに大蛇になったのも、子をなんとか育てなければという思いの強さから。赤子に乳を届けられてよかった。安心してね。そして、これからも子どもらの守り神でいてね。

 

2020年07月14日

ブログ更新しました「フッケロになるには?」

令和2年水無月 信濃川の流れは、雨か兎のよだれか、見極めようと佇んだ日
「フッケロになるには?」

フッケロがのんびりしていて太っ腹なのは、いっぱい寝ているからなの?冬中ずっと穴の中で寝ていて、起きても餅食べるとまた寝るでしょ。腹いっぱい食べると腹の皮がつっぱってきて、目の皮がたるんできてねぶったくなるのよね。そうか、わかった!まず、餅をいっぱい食べることが大事ね。

 

2020年06月30日

ブログ更新しました「杉の木の気持ち」

令和2年水無月 日蝕が近づいているという日
「杉の木の気持ち」

大杉はさすが、大きい心で、わたしたちを見守ってくれていたのね。
これからもよろしく。ずっと何千年も見守っていてね。あら、そうじゃないの?
ずっと生きていられるんじゃなかったの?
え、川になるの?ちっとも悲しそうじゃないけど。

鏡杉は、今度、息子さんにバトンタッチ?

 

2020年06月23日

ブログ更新しました「末娘の作戦」

令和2年水無月 越後平野に広がる緑の水田をながめながら
「末娘の作戦」

越後人は、内気で口下手というけど、末娘さんはそうではないようね。前向きで勇気があって、むしろ言葉巧み。でもそれを表に出さない賢さが。そうなのね。まがまがしい企みというわけではないよね。そうよね。気のいい猿が気がついたら木から落ちてたのよね。気にしなくてもだいじょうぶよ。

 

2020年06月15日

ブログ更新しました「宝の小槌」

令和2年水無月 もう真夏かという日
「宝の小槌」

助けたカメはじじさにお礼の槌を届けた。ところがこの槌が奪われ、じじさに飼われていた犬と猫はこれを取り返そうと立ち上がる。果たして、じじさとばばさと犬と猫の平和な暮らしは取り戻せるであろうか・・・
わたしたちの時代も似たようなことが起こっていますよね。
起こりうることを予測して制度が整えられてあることはありがたい。

 

2020年06月06日

ブログ更新しました「ありがたやネズミ経」

令和2年皐月 解除といわれても自由になりきれない日々・・
「ありがたやネズミ経」

お経をあげるということは、心を鎮める効果がすごいんでしようね。じじさの魂に語りかけることができて、ばばさは満足そう。ネズミ経を教えてもらってよかったね。
人もネズミも同じね。ネズミ経はやさしい言葉で人生を語っている・・・

 

2020年05月27日

ブログ更新しました「化け猫の生成」

令和2年皐月 大雨・雷・洪水注意報の夜・・
「化け猫の生成」

わたしたちも、小さな憎しみや欲望や、まがまがしさは持っているわけだけれど、それらが積み重なっていつか大爆発をきたすことがあるものだろうか?小さいものでも、いっぱいたまると爆発するか?いっぱいたまらなくても、ある危機的状況があると爆発してしまうのか?猫はどこから化け猫になるかも気になるが、人の場合も気になるよね。

 

2020年05月20日

ブログ更新しました「不如帰/そうだ原点に帰ろう」

令和2年皐月 心晴れやかなはずの日々・・
「不如帰/そうだ原点に帰ろう」

ホトトギスはずっと鳴いているというじゃない。弟を死なせてしまって、後悔は尽きないからね。弟と仲よく暮らしていた頃に帰れればいいけど。
命が尽きれば、時を巻き戻すことはできないけれど、生きているあなたなら、時を巻き戻して考えることができるよね・・・

 

2020年05月11日

ブログ更新しました「お三はただの飯炊き女ではなさそう・・」

令和2年皐月4日 静かに田植えは始まったが・・
「お三はただの飯炊き女ではなさそう・・」

キツネのお三って、名前からもう人をたぶらかしているよね。お三どん?お三どんしていないのに。まあ、でも、毎日、お三どんしていたら、お三の魅力は生まれなかったかもね。
あなたはどう?そう、最近はテイクアウトばかりですって?化ける時間が増えたならいいんじゃない?

 

2020年05月04日

ブログ更新しました「海辺の松は何を見る?」

令和2年卯月18日 桜吹雪のなか、心騒ぐ今
「海辺の松は何を見る?」

もし、あなたの愛が受け入れられなくて、あなたの身が海の泡と消えたら、あなたの思いはどこにいくのでしょう・・?アンデルセンの人魚ひめでは、たましいを授かって空の星に昇っていったけど・・。あまり遠い星までいってしまうと、地上の宗吉が見えなくなってしまう。ちょっと気にならない?そうね。じゃあ、やっぱり海辺の木になるわ。

 

2020年04月18日

ブログ更新しました「都会のトイレに三枚のお札はあるか?」

令和2年弥生 桜咲く中、都市の叫びは聞こえるか?
「都会のトイレに三枚のお札はあるか?」

やさしげだったばさの顔が、口が耳まで裂け、目がつり上がって、ざんばら髪をふり乱しておっかなげな山姥になっていたんだって・・・っていうふうに、山姥のいい点はその恐ろしさが一目で捉えられる点である。それに対してウイルスは細かい粒子で目に見えない。知らないうちに人々の身体に忍び込み、都市も浸食する・・

 

2020年04月07日

ブログ更新しました「転がる団子 押し込む団子」

令和2年弥生 夜が明けると4月
「転がる団子 押し込む団子」

そうね。団子が転がっていくの待ってはいられないかもね。それほど時代はのんびりしてない。みんな先を読むからね。人より一歩先を読まないと、富にはありつけない?ウイルスにやられる?このところの世の中の動きの速さ、思いがけない。先を見通すのは難しいけど、とりあえず、人の口に無理やり団子を押し込むのはやめておこう。

 

2020年03月31日

ブログ更新しました「伝わらない意味 つながらない人」

令和2年弥生 ロックダウンしそうな日々
「伝わらない意味 つながらない人」

物事のどの面をみて、どの位の重さでそれを受け取るか?しかし、面を見ているつもりで、点を見ているだけかもしれない。天才的に、あるいは幸運にも、点を見て、これからの物事の裏側まで見通すことが可能な場合もあるかもしれないが、その試みは外れるほうがはるかに多いわけだし・・とりあえず、里芋の煮物でも食べていよう。

 

2020年03月26日

ブログ更新しました「食い意地の攻防」

令和2年弥生ちらつく雪をながめながらおはぎを食べた
「食い意地の攻防」

お彼岸にはお墓参りに行くべきなんでしょうけれど。今年は新型コロナにかずけて外出は控えたい。
せめて、おはぎ。スーパーにもいっぱい出ている。でもなんか違うよね。いつの間にか小さくなって、いかにも和菓子っぽく上品。
「ふうふうとんとんいいかん」の小僧さんが食べたかったのは、もっと大きくて、あんこがたっぷりかかったおはぎだったのでは?

 

2020年03月24日

ブログ更新しました「鶴女房、奉仕し続けること?」

令和2年弥生 花咲くはずの3月
「鶴女房、奉仕し続けること?」

女房にもいろいろある。男を食い尽くそうという鬼婆タイプ。それから、わが身を削って尽くし続ける鶴女房タイプ。
結局、男を食うか、自分が男に食われるかと大別できる。
どちらがいいかって?そりゃ、自分が食べられるより、食べる方がいいと思うけど。
世の中、いろんな美意識があるからね・・・

 

2020年03月23日

ブログ更新しました「山の神の仕事は世の資源の平準化?」

令和2年弥生 まだ綿入れ半纏をはおる3月
「山の神の仕事は世の資源の平準化?」

富の偏在、人口の偏在・・世の常だけれど、やっぱり全体のキャパがあるから、人の欲望のままにどんどん広がり続けるなんてことはないわけでしょうね。この地球では。
昔は、山の神さんがうまく塩梅してくれていた。今はウイルスも手伝ってくれている?

 

2020年03月10日

ブログ更新しました「鬼婆はきれいな女になりたがる?」

令和2年弥生 かいまき着て例年とは違う3月
「鬼婆はきれいな女になりたがる?」

結局は家で温かいごはん、お腹いっぱい食べていくということが、一番いいよね。
岩穴で旅人をおびき寄せるのも結構たいへんだったんじゃない?それを食べるのも・・・大仕事・・まして昨今はね、新型コロナで旅行もしなくなっているから、岩穴で待っていてもね、誰も来ないし。きれいな女になって、大口を隠してごはん食べていくこと考えたほうが、利口ってことよ・・・

 

2020年03月09日

ブログ更新しました「鳥のみじさまのはらの歌声のように?」

令和2年弥生 雪なくも、のどかさが例年とは違う3月
「鳥のみじさまのはらの歌声のように?」

鳥のみじさまのはらの中にくらす鳥さんの歌声がうらやましい。
ウイルスはわたしたちの細胞の中で、黙って断りもなく、勝手に増えていく。
今は、文句を言いたくても、激しくつば飛ばすようなことはできないでいる。

 

2020年03月04日

ブログ更新しました「放屁力と嫁への敬意」

令和2年如月 感染拡大を聞き、重ね着して春を待つ日
「放屁力と嫁への敬意」

見よ。屁っこき嫁の放屁パワーを。
とにかく力がなくてはこの世は生きていけない。
人は、ウイルスもいたるところにいる中を生き延びてきたのだ・・
不安や清潔や排除ではなく、寛容やおおらかさ、たくましさをとりもどしたいものだ

 

2020年02月28日

ブログ更新しました「その場に身を置くこと」

令和元年 長月の末
「その場に身を置くこと」 
朗読を深く味わうためには、それなりの条件がそろわないといけないと常々感じる。
朗読は、音楽ほどには勝手に体に入っていかない。読み手の声を手がかりに、自分でイメージを描く作業をしなければいけない。ただ、わたしたちは、じかに声を聴くのは好きだ・・・

 

2019年10月14日