ブログ更新しました「山賊の涙」 令和2年葉月 照りつける真夏の日差しの中で 「山賊の涙」 涙を流すと、山賊の顔は恐ろしい顔ではなくなっていた。子どものころのやさしい顔になっていた。なつかしい兄やんの顔だ。兄はしかし、山賊だった自分を恥じた。後悔・・・ 兄も生きることに必死だったのだと思う。弟はやさしい兄の顔に再会できてよかった。兄の思いを古里に連れ帰すことができてよかった・・